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☆大規模修繕計画の流れ

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資料室   施設管理大規模修繕計画の流れ

大規模修繕の計画の流れ

組合員への周知(1)大切な広報 (総会の合意形成を円滑にすすめるため)
事前アンケートや建物・設備の調査診断結果を受けて、理事会ではその結果や内容を組合員や居住者にお知らせします。
・劣化の箇所や状況 おおよその修繕工事金額等についての理解を得る。
(2)説明会も効果的
診断結果の結果については説明会を開催するのも有効。写真や報告書等を使って劣化状況や修繕すべき時期、緊急性の有無について専門家から説明を受けることで、組合員や居住者の関心・理解を期待します。
基本計画の作成(1)修繕の範囲・内容
アンケートや調査診断の結果をもとに、具体的にどこをどのように修繕するかどの工事を優先して実施するか等について検討。
(2)費用(概算金額)
まず概算の金額を算出、また設計費用やコンサルティング費用等も検討。
(3)資金計画
修繕全体に要する概算金額が現時点での修繕積立金でまかなえるか検討します。もしも不足する場合は、組合員からの一時金の徴収や積立金の見直し、管理組合としての資金の借入れを行うことも必要となります。
(4)理事会としての決定
以上のような検討を行い、理事会として基本的な計画案を決定します。
詳細計画の作成基本計画に基づき大規模修繕の工事方法や仕様、材料、数量、工事費の内訳等の詳細な計画を作成する。
作成は管理会社に依頼することもできます。
管理組合としては、検討してきた内容が反映されているか、希望する修繕内容となっているか等を確認する。
施工業者の選定(1)候補となるのは(相見積もりを依頼する場合)
・日常の管理をしていて建物を理解している管理会社
・マンションを施工した建設会社
・外壁補修、塗装、防水等の各専門工事業者等

(2)見積もりの依頼と注意点
理事会は候補となる施工業者の規模や概要財務内容、大規模修繕工事の実績等を評価して、複数の業者を選定の上、見積もりを依頼します。

(3)業者内定から総会準備へ
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