「マンション管理評価制度と認証制度について」
#マンション管理評価制度と認証制度について (国交省 2022年4月施行)
背景として、老朽マンションの管理は社会問題化している。
今後築30-40年のマンションの割合が急激に増大する
・マンション管理に関するガイドライン作りで管理レベルの底上げを狙っている
そのための施策が、<評価制度と認証制度>
# 地方自治体が審査する。・・横浜市は 2022年11月以降審査受付予定
横浜市マンション管理適正化推進計画
メリットは何?
・認証を受けていれば、マンション購入者が安心できる指標
・行政が増加する老朽マンションがどう管理されているか把握しやすくなる
デメリットは?
・組合費用負担 有償、申請時及び認証の維持に5年ごとに認証費用かかる
・認証とおったからといってマンションの評価価格があがるかどうかはまだ不明
<審査にとおるためのハードル>
・令和3年改定-長期修繕計画は標準ガイドに準拠していること
・修繕積立金の状況
・令和3年改定 標準管理規約との対比(規約に盛り込むべき事項をチェック要)
>認証を受けるかどうか?は 任意です。また総会承認されていないと受付ない
現状の管理会社による評価は、
不適合!
・規約の整備状況、(標準規約にある条項が管理規約に反映されているかチェック)
・長期修繕計画が、標準ガイドに準拠したものか?
提案※認証を受けるのであれば、その前に適合できるように対策をする。
#長期修繕規計画の再策定(案)
管理組合としては(徴収管理費修繕積立金が上がり過ぎない様)
・形式は 標準ガイドに則りながらも、工夫する
大規模修繕(外壁、ベランダ等足場要) 12年周期 → 15年以上
大規模修繕を中規模修繕+小規模修繕に実施内容と時期を分散化する
#管理規約の改定:
→ 令和3年改定のマンション管理標準規約(単棟型)を読み解き
特に評価対象となる条項を比較ピックアップし、反映するべきものを取り込む。